募集人管理システム開発
■クライアント
某生命保険会社様
■プロジェクト概要
各代申会社や生命保険協会などから連携される生保募集人情報、代理店情報・支店情報を管理し、関連する他システムへの情報連携、各種協会届出情報の管理、研修履修情報や共同GW情報の管理などの機能を有する生命保険会社の募集人管理システムをWeb基盤で構築しました。
■システム化の経緯
今回弊社で再構築を行うまでは社内EUCとしてAccessで運用されていました。
しかしながら、これまでの業務拡大に伴ってその都度追加された機能が多数散在しており、実務での運用限界と今後のメンテビリティの低下などのリスクを回避するために、Web基盤での再構築を目指しました。
■一時はプロジェクト崩壊の危機に
全開発期間が8ヶ月という比較的長丁場となる開発案件ではありましたが、要件定義~外部設計完了までの3ヵ月間を経た時点で、基本的なビジネスニーズを満たしていないことが発覚してしまい、一時はプロジェクト崩壊の危機!となりました。
原因はプロジェクトに参画していた各ステークホルダー間のコミュニケーション・ギャップでした。(これについては猛反省!です。。。)
また、時を同じくしてお客様側のPMが体を壊されたこともあり、本当にプロジェクトが中断するのか?とまで思いました。
■困難を乗り越え大成功
しかし、お客様のビジネス部門で現場責任者をしていらっしゃる課長様が真摯に且つ前向きに全面協力してくださいました。 その甲斐あって、3ヶ月遅れから再スタートを切ったプロジェクトでしたが、当初予定を丁度2ヶ月オーバーした時点で本番を迎えることができました。
再スタートしてからは、一部機能は実装しているが、他機能は要件定義中あるいは設計中、実装途中での設計要件変更はあたりまえ、当初の想定機能自体を全くの別機能に変更するなど、結局結合テストの完了間際まで要件仕様の変更が随時発生し、本当に厳しく通常のウォーターフォール開発のマネジメントではコントロール不可能な混沌としたプロジェクトキャリーでした。
そんな中でもなんとか開発プロジェクトをキャリーできたのは、過去に幾多の炎上プロジェクトの火消しをしてきた経験のある
当プロジェクトのリーダーがいたからでした。
彼はプロジェクトがいかなる状況になっても、それを乗り越える術はチームワークであることを理解していました。
追い詰められようとも本人は笑顔を絶やさず、懸命に仕事をしました。
周りの人間も彼の熱意に応えようと、そしてプロジェクトを成功させようと、タイトなスケジュールの中でも
必死で作業しました。
あとは、なんと言っても、お客様のビジネス部門で現場責任者の課長様の前向きで全面的な協力があったればこそ!でありました。
サービスイン後は移行に関するいくつかの初期不具合はありましたが、実務にインパクトを与える障害は発生しておらず、順調に本番稼動しています。
■システム概要
| 開発期間 | 10ヶ月 |
|---|---|
| OS / ミドルウェア | Windows Server 2003, WebSphere Application Server 6.1, Oracle10g |
| 関連技術 | Java, Struts, Ajax, LDAP, Kerberos, Active Directory, Jython, Apache POI |
| 規模 実行ステップ/テーブル数 |
15万ステップ/45テーブル |
