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メールサーバの再送

2008-10-30 08:19

メールを送信する際に宛先のサーバに一時的な障害があった場合は、実は送信元のメールサーバはすぐにエラーメールを返さずに 「キュー」に一旦溜めて何回か再送を試みています。
※メールアドレスに誤りがあった場合は送信元にエラーメールがすぐに戻ってきますが、この場合の一時的な障害とは ネットワークの障害であったり、宛先のメールボックスが溢れていたり、メールサーバそのものがダウンした場合等になります。

何回か再送を試みながらそれでもエラーが続き、それが一定期間繰り返されると ようやくエラーメールが送信元に送られます。

このメールキューに保存され再送が繰り返されるという期間は、サーバによって様々ですが 1週間とか2週間に設定されていることもあります。

一般の人はメールを送信した際に、すぐにエラーが返ってこなければ正常に相手にメールが送られたと思い込んでしまいます。 しかし、宛先のメールサーバの状態によっては実は再送を繰り返しているケースがあるので注意が必要です。

メールがビジネスで使用されている昨今では、1週間も遅れてメールが届くくらいなら送信元にすぐにエラーを返したほうがマシです。
そこで多くのメールサーバは、再送が繰り返される期間をデフォルトよりも短く設定しています。弊社のメールサーバも数時間に設定しております。
しかし、未だに世の中には数日や一週間という設定となっているメールサーバも存在します。

実際、数年前になりますが弊社が保守していたシステムで、 自動的にメールが送信される仕組みがあったのですが宛先のメールサーバに障害があり、 その間こちらのシステムが利用していたメールサーバは再送を繰り返し一週間後にユーザにメールが届いた事がありました。

メールを受け取ったユーザは、逆になぜ一週間前ものメールが今頃になって届いたのかと驚かれたと同時に システムの不具合と見なされて大変なクレームをいただきました。 根本原因は宛先のユーザが利用しているメールサーバに障害があったことが原因であるにもかかわらず、 送信するこちらのシステムの不具合とみなされてしまい、説明して理解を得るのに大変苦労しました。

上記のようなトラブルを招くだけではなく、キューの滞在時間が長いとそれだけ再送を繰り返す為、 再送メールがどんどん溜まりサーバに余計な負荷もかかります。 下図は以前弊社のメールサーバで、再送が繰り返される期間を2日から数時間に短く再設定した直後のメールサーバのキューの量です。
再設定した直後からメールサーバに溜まっていたキューの量が激減しています。 つまりこれだけ再送を繰り返していた余計なメールが溜まっていたことになります。

MRTGによるメールキューの推移

Posted by T.S

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